原子力時代における哲学

〈犀の教室〉國分功一郎 著
四六判並製 320頁 定価:1,980円(本体1,800円)
978-4-7949-7039-8 C0095 〔2019年9月〕
なぜハイデッガーだけが、原子力の危険性を指摘できたのか――。ハイデッガーの知られざるテキスト「放下」を軸に、ハンナ・アレントからギリシア哲学まで、壮大なスケールで展開される、技術と自然をめぐる哲学講義録。3.11に対する哲学からの根源的な返答がここに。